2011年6月29日水曜日

困ったもんバイ


  • 今日、開業から一年目の医療機関のスタッフの方が来局する。先日新規個別指導を受けた医療機関らしい。

  • なにやら先日の新規個別指導で指導官に診療スタイルを否定されたようだ。

  • この医療機関では訪問診療を実施しており、そこで衛生士さんの行う訪問歯科衛生指導の回数が多い…との指摘。指導官曰く「病名が足らない」とノタマッタらしい。

  • 電話口で「どうしたらいいんでしょうか」と質問。「そうですねぇ~」と言った瞬間「これから訪問診療に行くから、後日伺います」と遮られてしまった。

  • 医療機関からのこの手の質問に偉そうに答える資格はないのだが、なぜかそうなる。いつも上手いこといけばイイがと思うけども、思うようには行かない。

  • 今回の質問は上手く説明が出来ないだろうし、消極的な意見であれば、がっかりするであろうし、かと言って不正をして下さいという訳には絶対いかない。

  • 今日お見えになる歯科衛生士さんが聞けば、きっとがっかりされることが容易に想像できる。自分たちが一生懸命患者さんのために行った〃口腔ケア〃が0円という査定結果になるからだ。

  • 指導する側・審査する側の立場としてはムシ歯とか入れ歯が治ったんなら、衛生士さんの口腔ケアはいらんだろ!!!という考えだと思うが、医療側の〃診療〃は全く無視された格好だ。

  • 現実問題として医療機関側のクォリテイが問われるから、どこも必死で取り組んでいるらしい。制限回数以上に口腔ケアを行っているそうだ。だが回数の制限があるため、制限いっぱいで保険請求してもヤリ過ぎと言われ減点される。

  • ところで、今日来られて開口一番に「なぜですか、どうしてなんですか!!!」と問い詰められるかもしれない。であれば「どうして指導の時に指導官を問い詰めないのですか。絶好のチャンスではないですか」と反論出来なくもないが、やるだけ空しい。

  • 保険診療の歪なルールに経済原理が働き続けて久しい。医療機関が疲弊すればすべて患者さんにはね返ってくると思うが…