2013年9月10日火曜日
虫食いニッポン
残暑お見舞い申し上げます。しばらく振りに更新。
今週日曜日早朝、2020年のオリンピック開催地がTokyoに決まった。
決定後みんなオリンピック招致で湧いている。現在も湧いているしこれからさらに過熱するだろう。
連日、テレビでは日経平均株価が上昇。大手ゼネコンの株が2割上昇している。
リーマンショック以前に株を購入していた人たちは、ホッとしているのだろうか。多額の損失がプラスに転じるかもしれない期待を持ってこの招致に臨んでいるのではないだろうか。
あらゆる公共事業が、オリンピックの御旗の元、大手を振って間に合うように前倒しされ、観光都市の整備が進み関東を中心にバブリーな時代がおよそ7年間続くだろう。
中には東日本大震災の復興予算のように全く関係ないものまで、こっそり行われるかもしれない。
テレビでは東北地域の公共事業が進まず、今後人件費と材料費が高騰すれば立ち行かなくなると指摘していた。
これらは税金などで賄われる。消費税を上げた場合でも、おそらくは社会保障に割り振られることなく、多くは公共事業の穴埋めに使われそうだ。
決戦投票の時、候補地は東京、マドリード、イスタンブールの3か所。liveで放送されている各地のレポートの中のマドリードの市民の「声」がとても気になった。
「ギリシャの財政危機は、オリンピック開催後。開催費用が負担になった。マドリードもそうなる。2020年の開催は東京にお願いしたい」
これを聞いてドキッとしたりしないのだろうか。日本に置き換えて考えはしないのだろうか。
2020年が過ぎ去っても残骸は残るし、これまで何度も痛い目にあった投資家は潮がひいていくように姿を消すだろう。国の借金も限界ではないだろうか。おまけに福島原発処理も思うように進んでいないはずだ。虫食いニッポン。大丈夫だろうか。
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